驚愕のホイール組立

こんにちは。

代表理事の中根です。

本日のブログは週に3〜4日程、自転車の勉強にいらしているA子さんの驚く出来事です。

今日はホイールのバラしをしていただきました。ブリヂストンのてんとう虫前車輪。

レストア前のサビサビ車輪

バラしたリム、ハブ、スポークの錆び取りをしてA子さん得意の磨き技でオートライトハブはピッカピカになりました。

当初の予定では他の車輪をバラして磨いてもらうのでしたが、上目遣いの彼女から『組んでみたい』との事。まだ早いんじゃ無いか〜と思いながらも手先の器用で好奇心旺盛なA子さんの可能性を信じてみることにしました。

6本づつ数えながら仮組み中

ハブへスポークを通し方簡単にレクチャーしたところスコンスコンとスポークを通してしまいました。1番最初だけ気をつけてあとは一個穴おきに入れるだけですがこれが出来ない人が沢山いらっしゃるんです。3分程でスポーク通しが終了。

6本組の仮組を最初の4本教えた所器用にニップルをはめていきました。

結局スポークを通してから仮組が終わるまでになななんと18分‼️

本当に初めて組んだんですか?って何度も聞いてしまった程。本職レベルのスピード感に驚きました。

ここまで出来てしまうんならと振れ取りも覚えていただきました。

初めての振れ取りを慎重に取り組む様子

ニップルを締めるとリムが左右上下に移動する事に納得してのめり込む様に振れ取りも完了。

私が対面でリムを見ているので締める方向緩める方向を支持し間違えたので少し手間取ってしまいましたがたった1本でここまで覚えてしまうかってくらい爽快でした。

ピッカピカに仕上がった車輪

今後は車輪のレストアを暫くお願いして振れ取り終わるまで20分で出来る様になって頂くことにします。

来年の自転車技士試験では制限時間80分の中で35分で仕上げて1番で会場を退室していただくイメージができました。

ほとんどの受講者はその時間でまだ車輪の振れ取りしてる筈なので目立つし気持ちいい事この上無いのです。伝説の序章はじまります。

自転車技士試験でお困りの方。来年受験しようと思われていらっしゃる方。弊協会の受講で実践向けする技術をお伝えします。

何なりとお問い合わせ下さい。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏