流通変化

こんにちは。代表理事の中根です。

久々に時事ネタです。

今日の新聞にいろいろなものの価格上昇についての記事がありました。

コロナ禍で生産国の中国に発注が集中して、コンテナなどの事由、労働条件で更に価格上昇が起きているのは私も現場にいて体感しております。見積り依頼に対して高すぎるという意見をよくいただいております。

今までの流通で買っていた金額で買付されようとして見えるのでしょうがそれでは手に入らないので別ルートでお問い合わせいただくのでしょうが買い付けも今までの常識や相場を盾にできなくなって来たというのも頷けます。

今も大事ですが未来から見た今どっちへ進んでいるかが大事だと思っております。

世界的に脱炭素化へ向けて動いている中、今までのはスキームから離れて不便さを受け入れていく生き方考え方が今後重宝されるような気がしています。

大量生産、大量消費で成り立っていた時代とは時代背景や人口分布が全く違うのです。

売り上げが落ち続けた企業はリストラを始めています。古き良き時代の仕事をするには少人数でできるようになったという事です。

これから消費が落ちて収入が減った時にお金のかかるものを手放してシェア化していく事を見越してトヨタ自動車などカーシェアや自動運転で効率よく車をサブスクで提供しようと考えておられるようです。

当然、普段の脚は環境やお財布にも優しい自転車は見直されていくでしょう。

安い物を買い替えていく風習は直して永く乗っていく時代へと変化すると思います。

耐久性のある良い物を作るにはそれなりのコストがかかりますがユーザーが大事に使う事でその技術や職人も救われますしユーザー自身がお徳になるのです。

その時にそれをアシストできる職人がこのままでは2万人足りないのです。

現在、試験的に受講いただいている人達からノウハウを積んでカリキュラムを構築していきます。

自動車整備に比べれば部品点数が少ないので習得が速い業界です。

今のうちに学んでみませんか?

お問い合わせ欄よりなんなりと聞いてくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏