住宅ローンと玄関ワーク

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日の新聞にこんな記事が載っていました。

コロナ禍で生活様式、働き方、常識が一度に覆され企業、個人共に今までとは違う事に戸惑っています。

人口が減少して、しかも高齢化している日本で高度成長期の経済スキームがことごとく否定されてしまった今、長いローンの支払い方から予め予測される事を知っておく必要があると思います。

60歳の定年まで働いて退職金と年金で安泰な生活という図が当てはまり難い世の中になってしまった事。

中小企業は売り先や資金繰りに追われ、大企業は存続を懸けてリストラをしています。

週休3日とかいう聞こえの良いお休みも苦肉の策なのでしょうね。

副業解禁する会社も増えましたが今迄の副業禁止の流れから抜けられずというか新しい事に飛び込めない方が多い様に思います。

私事ですが、丁度3年前脱サラし、住宅ローンを整理して弊協会設立の準備を始めました。

描いているものを始められている前例がない事なのでどうやって形にするのか、事業計画立てたら良いのか試行錯誤を今も繰り返しています。

確実に3年前よりも具体的になり、前に進んでいる実感は出てきました。

会社に行けば面談、面談で肩を叩かれてローンと子供の進学に追われてという状況では心が休まりません。

自宅の玄関前や車庫などを活かしてローリスクで始められる自転車店ビジネスも選択肢に入れていただけたら幸いです。

機械いじりが好きとかいうきっかけでも良いと思います。

パソコンやネットを介してのビジネスは多く存在している様に思いますが私世代のデバイス音痴が今更・・・というのも痛い程解ります。

自転車店ビジネスは始めるのにホントに小資本で小リスクなんです。

自治体に拠るでしょうが届出は基本的に必要ありません。

資格の有無は義務付けられておりません。

スパナやドライバー持って宣言するだけで今すぐ始められるのです。

それに伴う技術は昨今YouTubeで上がっておりますし、弊協会も今後アップしていく計画です。

手始めに自宅で使ってない自転車をバラして組み立てる事をしていくうちに身に付いていく事が多いのです。

定期的に玄関先や車庫で自転車をいじっていると近所の方との挨拶などで『自転車店始められるんですか?』って聞かれた時『ハイ‼出来ることから始めます』と答えてください。

自転車技師という資格が在ります。それには2年の実務経験が必要ですので自宅で開業宣言してから2年経過した時に条件はクリア出来るのです。

スポーツバイクの後ろ車輪をバラして組み立て自転車本体の組み付けと調整を制限時間内で仕上げれば合格します。

私も過去に何人も合格に導いた実績がありますので対試験用の教え方もしますし実践で活かせる教え方も出来ます。

現在、街の自転車店が激減しております。

自転車量販店では一定数の修理していただけますが人員不足から預かり期間が長かったり純正品での修理対応なので納期とお金が掛かる事があるのです。

弊協会が推奨する方法はリビルト品を活用して工賃を重視する方法です。

いきなり高収入というわけにはいきませんがリモートワークの合間に朝、夕一定時間自転車バラしたり組んだりする事で宣伝費は抑えられます。立地やスキルは人それぞれなのでご相談ください。

そして不安な事、疑問などは弊協会のオンラインサロンで全国の業界人の方々と意見交換して知識と自信をつけていただけたら幸いです。

折角手にしたマイホーム。

コロナや会社都合に左右される事なくそこを活かしたライフワークを提案いたします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏