発想の違いと結果の違い

依存と自立(独立)

こんにちは。代表理事の中根です。

最近お問い合わせいただく内容で気になる事があるので一つ取り上げたいと思います。

『副業を探しているが自転車店ビジネスではどれくらい儲かるのか?』

という内容が多く寄せられます。皆様にはそれぞれ返信させていただいておりますが、何か勘違いされているというか心構えがズレている様な気がします。

メールのやり取りでは技術職をされているとか昔自転車が好きで触っていたという方、自転車は乗る事以外にフォーカスした事ないけどリスクが少ないのであれば聞いてみたいという方々。きっかけは様々ですが皆様サラリーマンという括りで共通でした。

私も3年前まではサラリーマンでしたので気持ちはわかります。そこで今回皆様に『心構え』という事でお伝えした事は依存からは良い結果が生まれないという事を気づいて欲しかったのです。

どんな仕事、副業においてもアルバイトと違うのは自営業者なんです。

社長感覚が必要なんです。それがフルタイムかパートタイムかの違いなんです。

パートタイムっていうと主婦のパートタイムをしましてしまいますが私の発信したいのは『パートタイム社長』です。

『自転車店ビジネスをしたらいくら儲かるか?』という質問はアルバイト感覚なのです。これをコンテンツ化して販売してる企業ならば上手くいってるところをピックアップして告知していけば依存症の人は先にそのコンテンツにお金を払って契約してくれるのでビジネスになりますが契約した人はお金を出しただけで終わってしまいます。

問題はその心構えです。今までの教育システムや風習が勉強して良い大学、大会社に入社さえすれば生涯安泰って言う昭和の伝説を未だに抜けられない方から擦り込まれた負の法則なんです。

バブル経済が崩壊まではその思想が通用しましたが今は通用しません。

今、コロナ問題で世界が外出自粛になってしまい今までの常識が全く役に立ちません。

依存型の方はこういう時に国を批判したり感染者を差別したりと周りの環境を責めますが、自立(独立)型の方は今、何をすべきかという事を真剣に考えます。同じ時間が過ぎて両者の差は歴然ですよね。

自転車店ビジネスも同じなんです。自宅の玄関前やガレージをピットにしても環境を批判したり来られる方の修理(ニーズ)に応えられないのでは口コミは起こりません。修理(ニーズ)以上のサービス[値引きサービスでは無い]が出来た時お互いに面白くなっていくんです。これは飲食店をしてもネット販売をしても同じです。

文章能力がある無い関係なくキャッチコピーを試行錯誤していくとオリジナリティーのあるコピーが出来ていったりしてスキルが磨かれていくんです。依存型の方は文章は苦手だとか文系じゃ無いとか言ってその環境を拒むことでニーズを越えたサービスが薄いんです。

私の提案する自転店ビジネスでは今のところ大きなコンテンツで縛る事を考えていません。取り組まれる皆様にローリスクで安定して稼いでいただく事をイメージしています。

ここで注意していただきたいのはローリスクとノーリスクを履き違える方が依存型の方に多い事も挙げておきます。

一円もかけずにされようと思うその気持ちが危ない!

それならばアルバイトに行った方が良いですね。

ビジネスをする事で経営者目線での仕事、段取りができる様になります。

身近なところだけの視点が変わる事でサラリーマンとしても経営者目線で動けるので大きな結果が出やすくなります。

今後、世界中の企業がコロナで弱体化から立ち直る時、先ずは身軽になっての建て直しを図る筈。その時、経費削減、人件費削減、で真っ先にリストラされるのは会社のニーズ以下の進捗の方を切っていくはずです。

その時、テレワークは当たり前になってきているはずですがどうしても顔を合わせての打ち合わせという時やプレゼントでの移動など社用車を廃止して公共交通機関や自転車の導入って自然な流れになると思いませんか?

その時までに自立型の発想とスキルを身につけていれば会社に人財として残りながら副業をする事も出来ます。

残念ながら依存型の方はリストラされ、国とコロナと会社に文句を言って一生を過ごすでしょう。過ごせるうちは良いのですがローンを抱えていたら大変ですよね。

今日お伝えしたいのは『心構え』。依存型から切り替えてみましょう

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏