高い将来性と公益性

シェアバイク

こんにちは。代表理事の中根です

世界中で広まっているシェアバイクについて記載したいと思います。

2017年施行された『自転車活用推進法』に基づいて2018年『自転車活用推進計画』が閣議決定されています。

その前からドコモシェアバイクが存在していますが日本ではなかなか広がって行き難い現状です。昨年、『メルチャリ』が撤退したのも記憶に新しいです。

中国の『ofo』が日本に来て直ぐに破産による撤退した事は本国での経営などが在るでしょう。ハードウエアとしては素晴らしい物でした。ノーパンク三段変速、オートライト、GPS付きで決済できる鍵でスマホで登録して即使える仕様。

いたずらされない様にネジというネジはニップル以外は今まで私が見たこともないネジを採用しておりました。ベルやカゴひとつ外すのに工具が特殊すぎて私でも外せませんでした。

いたずらされない事で良いコンディションでパンクせずに効率よく乗れるハードウエアだっただけに残念です。

前職でシェアバイク業界へどうやって入り込んでいくかリサーチさせていただく期間がありました。その時にうすうす気がついていたのですが導入する会社がメンテナンスの予算を安く計上している所が多い事、自転車業界が自分のお店で売った自転車以外は修理を断ってしまうお店が多い事。

高度成長期にはライバル店が多かったのでそういう差別化は有効でした。

今でも有効だと思います。ただそれだけだと高齢化、人口減少という時代には先窄まりになる可能性があります。

観光地では一部京都、岡山、金沢が成功例です。恐らく官民一体となった話し合いや試行錯誤がなされた結果だと思います。

国が自転車の普及を推進して法案まで出してくれているのになかなか進まない今。自店だけの囲い込みをしている自転車店に頼らず新たに修理、点検を仕事とする方 次世代の匠が必要であると思っています。

今までの『汚い』『儲からなさそう』というイメージが直ぐに拭きれない業界ですが今後ますます需要が増えるのに競争相手が少なすぎて利益率の高い仕事なんです。

先ずはイメージを払拭する事から始めて新たなジャンルを築いていきます。

副業から充分始められローリスクなビジネス。

こうやって羅列すると意外だと思うかもしれませんが事実です。

お問い合わせいただいた方にはお時間いただきますが最短で返信させていただきます。なんなりとお問い合わせください。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏