お金のメンタルブロック

セルフイメージ3

こんにちは。代表理事の中根です。

今日はセルフイメージの中でいちばんの活性酸素であるお金のメンタルブロックについてお伝えします。

お金のメンタルブロックというのは日本人に凄く多いのですがお金というのは不純なもの。口にしてはいけないものという文化があります。

欧米と違って日本の学校では簿記とかを教えてくれる事はありますがお金の稼ぎ方運用を教えてはくれません。

一説には平安時代。藤原氏が荘園を開いた時に雇った農民に小作をさせてそこから税を徴収。そこが起因とも言われています。

その時に土地のオーナーは小作人が文句を言わないで働く様に植え付けていった思想なのだと思います。

この思想は権力者には好都合なので仏教と絡めて永年保ってきたのですがキリスト教の伝来で貿易による利益や人類平等の思想が広まる事を恐れて弾圧があったほどです。

部落を作って関所を造り方言でよその土地と行き来が出来難くし大衆が富や自由な考えを得られ難い環境があったわけです。

その思想があったからお国の為に特攻を志願していく若い人を育ててしまったのでしょう。

親兄弟、ご近所、学校の先生皆が同じ思想で先祖代々言い伝えてしまってる当たり前みたいな処があります。

そういった背景があるので日本人のお金のメンタルブロックは相当強固です。

プロフィールでも紹介させていただきましたが私の両親は自転車店をしておりました。父は昨年他界する迄商売させていただいていたのですがお金のメンタルブロックがある為、商談して最後に合計を提示する時に口籠ったり適当な金額をいう癖がありました。せっかく良い腕があってもそれでは自信がないように聞こえるのでそれで離れていかれたお客様もあったと思います。

そんな風でも90歳の年寄りが日銭を稼ぎつつ毎日を過ごせたのも自転車店ビジネスの凄いところだと実感してました。

偉そうにこうして紹介している私も充分な富は今のところ得ていませんが2年前のサラリーマン時代よりは収入が上がり時間も少しづつコントロールできる様になってきました。

どうやってこのメンタルブロックを外していくかがキモなんですが、下意識よりもさらに深い深層心理に先祖代々刻み込まれているのでとても厄介です。これについてはまた次回のコンテンツで紹介させていただきます。

やはり『お金が好きだ。』『お金が欲しい』と素直に認めてスラッと口から出せる事、そこを意識していく事がスタートでした。

どうしてもそのフレーズを口にすると口籠ってしまったり『お金が全てじゃない』って言うフレーズが出てしまいますが心のスクリーンにはそのお金のメンタルブロックが映ってしまうので下意識にはお金が必要ないと言うふうに入っていくんです。

元々先祖から埋め込まれているお金のメンタルブロックにお金が要らないと補強するので益々金欠になっていくんです。

私もその一歩手前までいってましたので地味ですが『お金が好きです』と車の中で大きな声で毎日口にするようにして『いくら入ってきたら何がしたい』ということを口にしているうちにその口にしたものが知らず知らずに手にしていることが出来てきました。

今は少しづつメンタルブロックが破れていってるのを確認できてとても楽しいです。

このメンタルブロックを速い段階で破って仕舞えば自転車店ビジネスとして取り組み出した時にお金に対する嫌悪感なく進められるのでお金も喜んで入ってきてくれることでしょう。

誰もが憧れる業界を目指していきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏