奇跡のメンタルマネジメント 意識3

メンタルマネジメント 意識3

こんにちは。代表理事の中根です。

今日も『意識』についてもう少し解説させていただきます。

意識という事で一つの例として、子供がお手伝いでコップに入った水やジュースを運ぶという時、母親の多くはこぼした後の掃除を懸念して「溢さないでね」って声かけしてしまう事が多々あると思います。

この時、子供の心のスクリーンには溢すという映像が残ってしまう為溢す様な動きになってしまうんです。

その時側で観ていて『あっ。溢れる溢れる』って心配して声かけしてしまうとより溢れる映像が明確になりそれを目の当たりにしてるのでお盆を落としたりつまづいたりして転んでしまうんです。

その時, 溢さないでねって言ったじゃないって叱ってしまうと自信が持てない子になっていってしまいます。

お母さんが最初にイメージした溢した時の掃除の事。それを描いて口にした事を子供が具現化してくれた例です。

一方、『お盆をまっすぐ持ってパパの所まで持って行ってくれたらパパびっくりして喜ぶよ』っていう声がけだとパパが喜ぶ顔を映像にするのでお盆を水平に保つ事は当然、足元にも気をつけて『意識して』運べる様になっていきます。

多少溢れたって次の時に溢れる量が減ったと喜んであげれば更に自信がついてやる気に満ちてきます。

同じ声かけでもネガティヴな映像を元にした声がけの殆どの会話に『ない』という否定のキーワードが入っているんです。

それを意識して排除する練習をしていくと発する言葉の内容がポジティブに変わって、相手に明るい映像が残せて、結果がで始めるわけです。

普段、無意識に喋ってる会話や口癖に大きなヒントがあってそれを意識して変える事で面白い人生に変わっていきます。

家族、ご近所さんにこうしたお声がけが出来ていった時、少しづつあなたのされてるお店に足を向けてくださる方が増えていく様になります。

余暇の時間をご近所さんと談笑しながら活用される姿を見てお子さんが僕も私もこのお店引き継いでみようって思ってもらえるかもしれません。

今後シェアサイクル、法人車両のシフト、高齢化による免許返納などの要因で自転車に乗るユーザー層が増える事は容易に想像出来ます。販売チャネルはある程度整備されましたが修理サービスとして拠点が少ないという事は既に問題なのです。

それらを纏めるアプリやサービスが出たとしても最終的には人と人の接点が有ってこそ。そこにはITが入り込めない感情、気持ちが大いに左右すると思います。

『意識』をして今から言葉を考えていくことから準備しませんか?

小さな取り組みですが絶対大きな結果をもたらしてくれます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏