初対談

こんにちは。代表理事の中根です。

日にちが変わってしまったので昨日の事、神奈川県小田原市のコスナサイクルさんにお邪魔して来ました。

3〜4年前。サラリーマン時代に某コンビニの自転車配備で電話をして本来ならば近場なのでお伺いすべきところを電話で済ませてしまった不義理をお詫びしての初対面でした。

このホームページを立ち上げた告知をして直ぐにオファーをいただき個人商店のブログで毎月36,000PVものパワーをお持ちのお店です。

立ち上げ段階の私がどうしたものだろうかと思いつつもここをちゃんと対談して行けた時、この36,000PVという閲覧されていらっしゃる方々へ想いを伝える事が出来るかもと日々妄想を膨らませていました。

前日、木更津の用事を終わらせてからその事ばかり考えて現地入り。

先ず驚いたのは作業場がとても綺麗である事。

これは全国トップレベルでした。日本のあちこちを訪問させていただいているので工具が全て手入れされて所定の場所に置かれ修理で出た廃棄物は店の見えない所に置かれていました。

先代が地元の同業者の面倒見をされていた事もありそのスピリッツは3代目にも引き継がれていました。というのは今回、ライター兼カメラマンとして市内の松田さんが担当されたのですがメディアの仕事をされながら実家の自転車店も経営されているという事で3人の共通は自転車屋の息子でした。

その松田さんの先代をコスナさんの先代が色々と気にかけておられたという事で次の世代が手を取り合ってどうやって小田原を盛り上げていくかという事を日々語り合って居られるとの事。

そうした地道な取り組みが毎月ブログ36,000PVという実績につながったのだと納得できました。

私が副業として自転車店ビジネスを推奨するという事が1番の疑問だった様に思いますが話し合っていくうちに納得いただけその副業の方々を取り纏めていける方達だと確信出来ました。

これから先、日本は色んなことが激変していきます。その中で自転車に乗る方へ愛情もって接する自転車店の集まりがあった時、子供達の将来なりたい仕事の一つになって行けるんじゃないかと確信しました。

私達が今後取り組んでいく事は既存の自転車店が楽しそうに仕事していく事を提案する事。

当然その中にはゆとりある経済を手にして行っていただく事も含まれます。経済のゆとりが出来れば心や言葉遣いにもゆとりが出て優しさを伝えその何気ない言葉に揺り動かされて職業を決めるっていうことはよくある話。

実際、私の姉は小学校3年位まで腎臓が弱く学校になかなか行かれず病院と家で過ごすことが多かったそうです。その時病院で看護師さんに優しくしていただいたことが心に残っていて看護の道に進み今は日赤の分娩室師長です。

美味しいケーキとおしゃれなお店を見てパティシエを目指す子供がいる様に自転車店ビジネスを目指す子供達をイメージさせるモデルケースを拝見できた貴重な体験でした。

今日もここまでお付き合いいただいたご縁に感謝します

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏