ドンキホーテから学んだPOP

こんにちは。代表理事の中根です。

今日は実家へ顔を出して来ました。

自転車店減少の波は岡崎市でも起きています。

今後、母の一人暮らしを見守りながらお店番する事で生き甲斐と御近所さんとのコミュニケーションを図れる様に応援していきます。

今日は中古車を整備して価格をつけて来ました。

手描きですが今の時代、逆に手書きの方が人の目に留まりやすいんです。試行錯誤していくうちにドンキホーテのPOPから勉強することが沢山ありましたので技を拝借してあります。

先ずはPOP用のマーカーを手にする事です。発色が人の目を惹き足を停める事が出来れば良いわけです。

普通のマジックペンでは発色にインパクトがないのでダメです。少しだけ高いですがそれにお金を使っても充分元はとれます。

文字は下手でも良いので丁寧に書けば良いと思います。

金額や車種などを立体的に魅せるのに白のペン又はクレヨンで光の線を入れるとちょっとインパクトが出ます。

ラミネート加工すれば使い回しが出来て発色も良くなります。

その時はクレヨンは使わずペンで描きましょう。熱でクレヨンが溶けて台なしになってしまった経験があります。

生前、父が営業していた時は中古が並んでいても白い紙に小さくマジックで値段書いていただけだったので大して売れなかったのですが、黄色い紙にPOPペンで描いて貼ってみた所翌日から面白い様に売れたと電話があった事があります。

わざわざお店に入ってこなくても見えるようにしてあげる工夫。個人店に人が入らないのは入ったら買わなきゃいけないという心理が働くからなので、入らなくても気軽に外から見られればそこで判断していただけます。

量販店に行けば安いですが、絶対値段では中古車というので対抗出来るメリットもあります。

古い自転車でもキャッチコピー次第でこの値段でも充分販売出来ます。安すぎたかなぁと思ってるくらいです。

古物免許を持っていれば中古車も扱えるので自転車店ビジネスとして修理の次に稼ぎ頭になってくれる商材です。

黄色の画用紙買ってきて切っておくだけなのでコストは安く効果はとても大きいんです。

ドンキホーテのPOPをそういう角度で観察してみてください。

自転車店だけで無く色々応用出来ますよ。

今日もここまでお付き合いいただいたご縁に感謝いたします。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏